イメージを巧みに操ると効果が得られるの巻
人に与える印象ってある程度は操作できるんですよね。
それをうまく使うかどうかで結果につなげることができるんですね。
さて、質問です。次の写真を見てどんな感想を持ちましたか?
彼氏に婚約指輪を渡され喜んでいる女性。。。そんなところでしょうか。
では、次の写真ではどうですか?
先ほどはうれし泣きだと感じた写真が、今度はどうでしょうか?
飼っていた猫が亡くなって悲しんでいる女性。。。といった印象を受けるでしょうか。
彼が他の女性にいってしまってフラれた女性。。。と私は感じました。
さて、みなさんは、どうでしたか?
変態チックな回答をしている人も多いのでは?
と、まぁ、2枚の写真を続けて表示したときに、感じる印象が全く違うものになるんですね。
これを心理学ではクレショフ効果というらしいです。
これらの2枚の写真はそれぞれ全く関係のない写真です。
指輪と女性
猫と女性
カップルと女性
その関係のない写真をあたかも関係があるように脳が勝手にストーリーをつくってしまったということです。
ホームページ制作の場面でも、この効果は使えそうですね。
お客様満足度の高さをアピールするのであれば、やっぱり喜んでる人の写真とサービスを提供しているスタッフの写真を使いたいところです。
商品の写真を魅力的に並べるのもいいですが、それを使って喜んでいる人のイメージも合わせて掲載することで、その人がどんな感じで喜んでいるのか勝手に想像したり、自分だったらこんな使い方をするかなと妄想したりしてくれるということです。
そうやって人の創造力をかきたてるためにも、写真ってのは大事なんですね。