「ゆるみ・油断」隙を突くマーケティング
ゴールデンウィークを境に感染が発覚した人の数がぐっと減ってきました。
人が動かずに、人と会わなければ、ウイルスも運ばれないので、感染の連鎖が止められる。
ここまでは、活動自粛の狙い通りでしたね。
全国でも緊急事態宣言が解除され、テレビでは毎日のように「気がゆるんでいる」といって、たくさんの人が江ノ島でサーフィンしている映像が流されていますよね。
そう。今日のテーマは「ゆるみ」です。
一定期間、緊張した状態が続いて、その緊張が解けた時に気持ちが切れた状態。
それがゆるみでしょうか。
「今まで外出を我慢してきたんだから、今日くらい。。。」
「外で生ビールが飲みたかったー!やっぱ、生ビールはうまい!」
解除したその日からお店でビールをおいしそうに飲んでる姿が放送されていましたね。
まぁ、それに関しては賛否あるでしょうから。。。ひとまず置いといて。
このように緊張から解かれた時というのは、物を売り込むチャンスとなります。
その名も「テンション・リダクション効果」
買うか買うまいか・・・悩んで悩ん末に思い切って高い買い物をした後。
気が緩んでついでにこれも買っちゃった。みたいな。
ホームページでは、ついで買いを誘うために、「この商品を買った人は、こちらの商品も買ってます」とか「あと〇〇円で送料無料」とか。
買い物の額が高ければ高いほど、テンション・リダクション効果も高くなります。
高い買い物を決断したその時に、すかさずそれよりも安いものをさっと差し出す。
したたかな作戦ですね。