昔はホームページ制作の現場でもIEがメインでしたが・・・
「IE縛り」って言葉、ご存知ですか?
IEとは、InternetExplorer(インターネット・エクスプローラー)のことで、ホームページを閲覧するブラウザと呼ばれるソフトの一種です。
昔は、Windowsに標準搭載されているので、他のブラウザを知らない人は、自然とIEを使ってホームページを見ていたわけですが、実はこのIE、使い勝手が悪く、また、ホームページを作る側も色々と不具合が多いので、厄介な存在でした。
数年前までは、IEが6〜7割ものシェアを握っていましたが、最近は、GoogleのChromeがトップシェア(43%)をとるようになり、2位のIEが10%を切っているそうです。
ホームページの制作会社としてはIEのシェアが減っているのはとても喜ばしいことなんですが、久々に今IEが注目を浴びています。そうその言葉が「IE縛り」。
マイナンバーカードを持っている人に対して、ポイントを還元するという政府の施策「マイナポイント」をインターネットで申し込む際に、IEを使って申し込まないといけないらしいのです。
今どき、「IE縛り」って・・・
てなことで、エンジニア界隈をはじめとして、ザワついているということです。
10万円の給付金の時も、その処理に追われていた役所では、インターネット申請をした分は、データをわざわざ一度印刷して付き合わせをしていたということで、話題になりましたね。
日本社会って完全にアナログなことが露呈してしまいました。
スーパーコンピューター富岳が世界一に輝く一方、先進的な技術を使い切れていないのが実態なのでしょうか。