お客様サイトのご紹介
先週末にリニューアルオープンさせていただいたお客様(太田忍工務店様)のご紹介をさせていただきます。
今回も構築ツールはWordPress(ブログ)です。制作実績のページはこちら
今までのお客様と違う点は、何と言っても福井市であること。
岸和田市から3時間かかるんです。往復で6時間。ちょっとした旅行気分でした。
福井は何かと馴染みがある土地で、私が社会人になって最初に勤めた会社で金沢に2年半住んでいたことがあり、その時に福井県を担当していたので、しょっちゅう車で走りまわっていました。
また、大学時代の友人も福井にいるので、プライベートでもよく遊びに行っていたんです。
そして、亡くなった祖母も福井の出身だそうです。
金沢も福井も、気候はちょっぴり厳しいですけど、スキーもできますし、何と言っても人が穏やかで温かいのがいいですね。
とっても住みやすいところでした。
あれからもう数年の月日が経ちます。
そして今回、テクノデータハウス森田社長からのご紹介で、ある方とお会いしました。
その方は誰かとは言えませんが、大手企業に勤める凄腕の方で、ぜひ力を貸してほしいとわざわざ福井から私に会いに大阪までやってきてくれたのです。
本来は、ちゃんとお会いしてしっかりサポートができるように、営業エリアは大阪府下とさせてもらってるのですが、高く評価していただいていることと、福井という地への馴染みから、お引受けすることとなり今回の制作にいたった訳です。
森田社長ならびにそのお方には、深く感謝申し上げます。
と、やっとここでお客様サイトのご紹介ですが、
今回制作させていただいたサイトは、昭和27年から50年以上もの間、福井の地で家づくりをされている太田忍工務店様です。
工務店の方々は、家づくりという人の人生に大きな意味を持つ仕事をしているだけに、本当にアツい方が多く、話を聞いているとすごく面白いのですが、それをいざホームページにするために、文章にしようとすると、言葉が全然出てこないっていうことがよくあります。
そして、あまりパソコンとかインターネットに馴染みがなく、どちらかというと苦手な方が多いので、先ほど出てきた“お方”の方針で、一度社員全員に集まってもらって、インターネットとは何か?ホームページとは何なのか?といった講習をさせていただくことになりました。
と言っても、私も人前で話すのは全然得意ではないので、しどろもどろになりつつも、何とかホームページを持つ意味や、ホームページで何をするべきなのかを理解してもらい、そこからスタートとなりました。
やはりこういった機会を作ることが、非常に大切なことだと実感し、会社全体でホームページに取り組む姿勢づくりから積極的に参加させていただくようにしないといけないと思わされました。
そして、肝心のサイトの中身ですが、テーマは地元に密着した本当に信頼のできる工務店であり、本当にお客様のためを思った家づくりをしていることを伝えることです。
さっきも言いましたが、福井の人は本当に人柄がいいんです。
福井弁も独特の間合いで大好きです。
太田忍工務店さんの社長さんは、始めはあまりしゃべってくれなかったので、少し怖かったのですが、お話すると全然そんなことはなく、とっても楽しい方でした。
お年寄りのお施主様がいて、突然電気が消えたと困って連絡をもらった時でも、ブレーカーが落ちてるだろうことは分かっていても、電話で説明するだけじゃなくて、夜でもわざわざ見に来てくれるそうです。
そんな話を聞くたびに、ありのままのこの工務店さんの姿を伝えるホームページにしたいなぁという想いが強くなりました。
でも、社長をはじめ常務や大工さん達は、恥ずかしがって自己紹介などもなかなか書いてもらえないですし、写真を撮らせてもらいに行っても、逃げちゃうんですよね。
そのへんをどう対応していくのかも今後の課題ですね。
ただ太田忍工務店さんの場合は、跡継ぎとして頑張ってらっしゃる3代目がいらっしゃったので、こちらとしては大変助かりました。
でも、社内では3代目は、かなり苦労されたんじゃないかと思います。
本当にご苦労さまでした。
そんな感じで苦労しながらも完成したホームページなんですが、中身のコーナーは、ほとんどがお客様サイドで更新できるようになっています。
現場の進捗状況や、お施主様からいただいた声、施工事例など。
そういったものをご自身の言葉で発信していくことで、この会社・社員さんの想いやお施主様との信頼関係が伝わるように工夫しています。
文章がきれいじゃなくても、その方がありのままを感じてもらうことができますからね。
公開するまでも苦労しましたが、運営していく方が期限もない分、継続する力が必要となってきます。
数倍大変だとは思いますが、ぜひこのホームページを立派なものに成長させていってくださいね。
期待していますよー!