ホームページって信用されていないの?
みなさんは、どんな情報なら信じられるとものだと判断していますか?
友人が言っていたことでしょうか?
テレビで有名人が言っていた内容でしょうか?
それとも、自分で経験しないと信じないとか?
インターネット上にある情報って、そもそもすべてが正しいものではないことは、みなさんご存じですよね?
それは、インターネットの匿名性であったり、責任の所在がはっきりしないことが原因だと思います。
Webマーケティング支援会社である株式会社オンジンさんが、興味深い調査内容を掲載されていたので、紹介させていただきます。
Q.GoogleやYahoo!の検索結果に表示される記事でおすすめされている商品やサービスのあなたの信頼度を教えてください。
GoogleやYahoo!で検索して出てきた結果で表示されるホームページを見て、信頼しているかどうかを聞いたものです。
「完全に信頼している」「大部分信頼している」までをだいたい信頼している人だとすると、全体の3分の1程度にとどまります。
つまり、ホームページにいろいろ書いても手放しで信じてもらっている訳ではないということですね。
だから、信じてもらえるように工夫をすることが必要です。
そして、次の質問に、そのヒントがあります。
Q.記事にどんな情報があればおすすめされている商品やサービスの信頼度が上がると感じますか?
「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明がある」
なるほど、良いことばっかりではなく、悪い情報もないとおかしいよね。ということですね。
「実際に商品やサービスを使った体験談がある」
やっぱり、これは大事ですよね。
お客様の声であったり、施工事例であったり、採用ページであれば、実際に働いている社員さんのインタビューなどがこれに当たりますね。
「記事執筆者が商品ジャンルに対する専門性が高いことがわかる」
誰が言ってるのか。これは大事です。
内容はさておき、それは誰が言っていることなのか。実際の社会でも、言っている人によって結果が大きく変わりますよね。
そして最後の質問です。
Q.記事以外にどんな情報を参考にして購入する商品やサービスを選定していますか?
Twitter、Facebook、Instagram、TickTockなどのSNSが最も多く、次にYouTubeなどの動画配信サイトがきて、信頼できる知人の意見となります。
これらすべては結局のところ、一方的な売り込みだけでは信頼できないから、第三者の意見を聞きたいということではないでしょうか?
年代別に見てみると、その信頼できる対象がSNSや動画サイトの割合が増えているということでしょうか。
かといって、実際の知人の意見が20代で一番割合が高いというのも興味深い結果となっています。
この結果をみると、ホームページ上で良い情報ばかりを出しているのではなく、デメリットがあることもしっかりと示し、実際に使っている人の意見や感想をSNS等で投稿してもらうことで信頼度が増すというのが今の傾向でしょうか。
扱う商品やサービスによって、出せる情報は様々ですが、最も重要なことは、一方的な売り込みは信頼されないので、多方向から信頼できることをピーアールする工夫をしないといけないということですね。
様々なコンテンツを駆使して信頼を勝ち取るためのホームページ運営をしていきたいものです。