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WEB社長日記

生命のメッセージ

先週の土曜日、岸和田青年会議所主催で、『生命のメッセージ展 in 岸和田』 が開催されました。

生命のメッセージ展」とは、事故・犯罪・いじめ・リンチなどの犠牲になった方々が生きた証として、人型パネルに遺された家族の言葉などのメッセージを掲示し、その足元に実際に履いていた靴を揃え、犯罪被害者遺族の人権を訴えると共に、“生命の重み”を伝えるアート展です。

生命のメッセージ展

生命のメッセージ展

この岸和田での開催が88ヵ所目となるそうで、今までにテレビでも取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

僕もちらっとニュースで見た記憶がありましたが、実際に見るのはもちろん初めてでした。

一つひとつのメッセージを読んでいると、理不尽に生命を奪われた経緯や、亡くなった後でも警察や検察の捜査が十分ではなく、被害者遺族にとっては納得いかない判決が下されたりと、様々な状況がリアルに感じられ、無念さや憤りが伝わり、自然と涙がこぼれてきました。

また、このアート展を開催している「いのちのミュージアム」の代表を務める鈴木共子さんがモデルとなった映画『0(ゼロ)からの風』の上映がありました。

この映画は、ご自身の19歳の息子さんが無免許、飲酒運転、無車検で、警察の検問から逃れようと暴走していた車にはねられて亡くなったのですが、当時、このような状況でも、加害者の刑期は最長5年で、“生命の重さ”を法律に反映させてほしいと、被害者遺族が悪質な交通事犯の厳罰化を求める運動を起こし、実際に『危険運転致死傷罪』ができ、法律を変えたという実話に基づいて製作された映画です。

映画ですので、多少事実とは違う点もあるとおっしゃっていましたが、観ていて、日頃運転している車の恐ろしさや、気の緩みの怖さ、もし身近な人間が被害に遭ったら・・・・・・など、色んなことを考えさせられました。

ジブリやルパン3世もいいですが、このような映画も、年に1回くらい毎年テレビで放映してほしいですね。
そうすれば、少しはドライバーの意識が変わるんじゃないでしょうか。。。。

では、これから安全運転で、打ち合わせに向かいます。

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