diary

WEB社長日記

一杯の水運動

今朝、「硫黄島で155人の遺骨が収容された」というニュースを見ました。

以前にこのブログでも硫黄島のことを書きましたが、硫黄島と言えば、クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」で知られていますが、太平洋戦争で激戦が繰り広げられ、2万2千人もの日本兵が亡くなられた島です。

日本兵といっても、戦争末期ですので、赤紙で召集された一般市民です。

今でも島には、1万2千人の遺骨が眠っているそうです。

ちなみに「いおうじま」ではなく、「いおうとう」って読むんですよ。

硫黄島のことは、2年前に青山繁晴さんの講演で、ご自身が実際に島に入り取材した内容を聞いて知りました。

戦時中、日本軍の激しい抵抗の末、アメリカ軍が島を攻略し、亡くなった日本兵をまとめて土に埋め、その上に滑走路をつくりました。

その遺骨は戦後、掘り起こすことなく今では、日本の自衛隊が滑走路をそのまま使っているんです。

そんな惨い状態が続いていることを青山さんは涙ながらに訴え、毎朝、南の灼熱の島に向かってキリリと冷えた「一杯の水」を捧げる運動を広めています。

この運動が、最初に誰が始めたのか、いつからやっているのか分からないくらい広まって国民運動となった頃に、きっと全ての遺骨が帰ってこれると確信しておられました。

その成果が少しずつでも表れているようですが、全ての遺骨が本土に帰るにはまだまだ時間がかかりそうです。

僕には何も出来ませんが、これからも一杯の水を毎朝ささげ続けたいと思います。

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