生きる目的とは
先週の土曜日、大阪府交野市まで行って、藤井妙法氏の講演を聴いてきました。
テーマは、「何のために生きているのか?その存在価値を知る」
その答えを持っている者がこの厳しい時代を生き延びていけるというビジネスセミナーでした。
藤井さんは、天台宗のお坊さんなんですが、中学校の頃から学校をさぼっては、お寺に通い修業をされたそうです。
お陰で年間30日しか学校に行かず、出席日数が足りないということで、2年生の時に留年。
高校に進学するも、超がつくほど悪い学校だったそうで、面白おかしく学校時代を話してくれました。
勉強は全くしていなかったのですが、大学に行くことを決意。
しかし、家は貧乏で、父親が少し障害を抱えており、毎月後半になるとお金がなくなるほどだったそうですが、息子の為に身を削って勉強させてあげたそうです。
それは、父親自身が昔、勉強したかったが、それが出来なかったこと。そして、同じ思いを息子にさせたくなかったということを知って、藤井さんは、今、勉強したくても経済的な問題で勉強できない子ども達を支援するために、全国各地で講演会を開き、その収入を財団法人設立の資金に充てているそうです。
それが、藤井さんの自分が生きる理由なんだとか。
そして、シャープの創業者、早川徳次さんの話もしていただきました。
早川さんはシャープペンシルを発明したが、関東大震災で妻と子供2人を亡くし、工場も焼けてしまい、返済のために、シャープペンシルの特許を手放し、一文無しで大阪にやってきて、現在のシャープを立ち上げたそうです。
日本人はそんなDNAを持っているんだから、震災で大打撃を受けて、日本全体が沈んでいるけども、僕たちは立ちあがれる!と、力強く語ってくれました。
心の底から元気が湧いてくる、素晴らしい講演だったと思います。
自分も、生きる目的をすぐに答えることが出来る人生を歩みたいですねぇ(^O^)/