ユダヤの法則のおはなし
みなさんは、8:2の法則や二八の法則というのを聞いたことがあるでしょうか?
世の中、だいたいこの数字に当てはまるというものです。
例えば、売上の8割は2割の得意先から計上しているものだとか、世の中の貯蓄の8割は2割の富裕層が所有しているというものです。
先日、朝礼の際に、それの大本となる話をうちの優秀なWebデザイナー内田がユダヤの法則というのがあることを教えてくれました。
ユダヤの法則とは、8:2ではなく、78:22なんだとか。
例えば、
人の体の78%が水分、その他が22%
空気中の窒素の割合が78%で、その他が22%
腸内にいる細菌のうち善玉菌が78%で、悪玉菌が22%
などなど・・・
上げるときりがないらしい。
そんなユダヤの法則、78:22を意識してビジネスに生かしていたのが、日本マクドナルドの創設者である藤田 田(ふじた でん)氏なんだそうです。
名前からしてちょっと風変わりな感じですが、この方がマクドナルドを日本で広めるために行ったのが、昔懐かしいあの「サンキューセット」。
1987年の新語・流行語大賞の大衆賞にも選ばれたのだとか。
で、何が78:22なのかといいますと。。。
感の良い方はお気づきかと思いますが・・・・・そう。
1982年に、紙幣の代わりに導入された500円硬貨で支払った場合、390円に対しておつりが110円。
つまり、390(78):110(22)なんですね。
ちなみに、当時ハンバーガーと言えば、ロッテリアが先行していたように思うのですが、ロッテリアでは、サンキューセット(390円)に対抗したのが、サンパチトリオ(380円)だったそうです。
76:24では、ダメだったんでしょうね。78:22でないと。
うーん。奥が深いですね。
ちなみに、8:2の法則に似たものに、2:8:2の法則があります。
これは、働きアリのうち、2割がよく働くアリ。8割が普通に働くアリ。後の2割は、働きアリのくせに全く働かないアリに分かれるという法則です。
では、よく働く2割のアリだけを集めれば、めちゃくちゃ働くアリの集団ができるだろう!
ということで実験してみると、結果は驚くことに、同じように2割は働かなくなるんだそうです。
人間社会も同じようなことが当てはまるそうで、優秀な人材ばかりを集めた会社がもう一つ伸び悩んでコンサルに相談し、この法則に従って、優秀じゃない社員も採用するようにしたところ業績が伸びた!なんて例もあるんだそうですよ。(ネットで書いてるのを読んだだけなので保証はしませんが。。。)
そこで、人はそれぞれ性格が違うもので、能力を発揮する場所やタイミングも全く違う。
その違いを見極めて、その違いを楽しみながら人生や仕事に生かしていきましょう!というセミナーを先日、岸和田商工会議所青年部の1月例会で聞いてきました。
その話は、また後日ということで。。。