インターネットで商品を売るネットショップでは、売りやすいもの、売りにくいものがありますが、野菜はどうなんでしょうか？
そんな調査結果がCNET Japanに出ていました。

ネット通販での野菜購入「したいと思わない」6割半　-CNET Japan

この記事は私にとっては少し意外でした。
というのも、購入したいと思わない理由として、「鮮度」や「手に取り目で確かめて」買いたいという意見のほか、中には「最近の生産者、生産地は疑わしい」ということで、食に対する安全意識の高さが影響しているというのですが、であれば逆に、生産者が直接販売している直販サイトが人気になると考えていたからです。

2005年の日本オンラインショッピング大賞のグランプリに、Ｏｉｓｉｘ（おいしっくす）という有機野菜の販売サイトが選ばれています。

このサイトは、子供にも安心して食べさせられるおいしい有機野菜を食卓へ届けることがコンセプトです。
おそらく野菜や果物を扱う他のネットショップも、このようなコンセプトで運営しているところが多いでしょう。

この調査結果を見る限り、残念ながらそのコンセプトが浸透していないということですね。

安心・安全な野菜を厳選して購入するために、ネットショップが利用されるのではなくて、インターネットは信用できないという意識が勝ってしまってるんでしょうか。

農作物を扱っているサイトは、（ネットショップ全般に言えますが）特にショップの信頼性をアピールすることが、必要不可欠ですので、まずはその点に注力してホームページを構成していきましょう。