人を楽しませる天才
早朝からやたら元気に挨拶しまくる団体があります。
その団体では、週に1回、モーニングセミナーという朝6時半から始まる会合を開いては、お互いの活動内容を話し合って勉強と実践を重ねる。
そう、その名も倫理法人会。
(こちらのホームページは、オニオンウェブが制作させてもらったものです)
ほんとに久々のモーニングセミナーが今日、開催されまして、いよいよ活動再開です。
その一発目の講話者が、和泉高校野球部からの親友「大原賢太」氏。
高校1年の時に初めて話したのが、大原君でした(たぶん・・・)。
名前の順で僕の後ろが彼で、後ろの席に座っていました。
知らない人間ばっかりで緊張していましたが、話しやすそうな人間がすぐ後ろにいて気持ちが安らいだ記憶があります。
あれからかれこれ、もう30年になりますが、思い返せば、彼がふさぎ込んでいたり、機嫌が悪かったという記憶がありません。
常に周りの人間を喜ばそうと、何かを企んでいる。
オリンピックが始まると、手作りの金メダルをつくっては、それを付けてお店に入り、店員さんを笑わせる。
友人の結婚式では、ケンシロウとなって、祝福のメッセージを送ります。
20年前の結婚式でもそうでしたし、今年2月の僕の結婚パーティーでもそうでした。
また、爆笑ではなく、やや受けなところが彼の持ち味。
もう一つ伝わらないところもあるけど、なんだか楽しいんです。
今日の講話でも、色々と小道具を用意していましたが、描いた絵を皆に見せても青い紙に赤いペンで描いてるし、大きさも小さいので、最前列に座っていても何を描いてるのか全く分からず。。。
でも、本人は実に楽しそう。
それが、いいんです!
本人が一番楽しそうですし、いつも全力で楽しんでいます。
これほど人の気持ちを愉快にさせる人間って他に知りません。
そして、必ず彼が笑いを取るのは、自分をネタにしてのこと。
人のことを悪く言ったり、おとしめて笑いをとることがありません。
すぐに人の弱点を指摘したり、攻め心を持ってしまう僕とは全然違います。
ほんとうにいいお手本となってくれています。
これは中村文昭氏の講演で聞いて衝撃を受けた言葉があります。
「自分の機嫌をとりなさい」
人の機嫌を取るのではなくて、自分自身の機嫌をとって、いつでも明るく楽しく、前向きな言葉を発することが大事だということです。
時にはつらいときもあるでしょうし、不安なときもあるでしょうけど、そんな気持ちをあまり感じたことがありません。
それは彼が自分の機嫌をとれているからということなんでしょうね。
そんな素晴らしいお手本が身近にいて幸せです。