画像の編集方法
ホームページで情報発信をしようと思えば、文字情報だけでなく画像を上手く使って、伝えたいことを表現する必要があります。
画像を上手く使うには、画像を編集するソフトを使いこなさなくてはなりません。
有名なソフトにAdobeのPhotoShopがありますが、そのような高額なソフトを購入しなくても、ブログにアップする画像の編集程度であれば、フリーソフトでも十分対応できます。
今回は、フリーの画像編集ソフトの中から、Googleが提供しているPicasaというソフトで、デジカメで撮影した写真を切り抜いたり、縮小して、ホームページ上で使えるように加工する方法を説明させていただきます。
■ ソフトの入手
まずは、こちらのGoogleのページ(http://picasa.google.co.jp/)から、ソフトをダウンロードし、インストールしてソフトを使える状態にしてください。
■ 画像の選択
編集したい写真を選び、ダブルクリックすると、左側に編集メニューが表示されます。
ここで、様々な編集をすることができます。
■ 明るさの調整
まずは明るさを調整してみましょう。
左側にある「明るさ調整」のスライドバーを右側に動かしてみてください。ここで明るさを調整することができます。
■ 画像の切り抜き
撮影した写真の中で、必要な部分だけを切り抜いて使いたいことも頻繁にあるかと思います。この方法を覚えておけば、適材適所の画像をつくることができます。
メニューから「切り抜き」を選択すると、以下のようなメニューに切り替わります。
この状態で、写真の上をドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま動かす)してみてください。
「マニュアル」を選択している場合は、自由に写真の一部を切り抜くことができます。
■ 所定のサイズでの切り抜き
しかし、2枚以上の写真を同じ大きさで表示したり、元々サイズが決まっていたりする場合は、思い通りの大きさに切りぬかなくてはなりません。
その場合は、「マニュアル」から違う比率に変更してください。
○ x ○ とは、画像の“横幅と高さの比率”です。(標準的な写真の比率は4:3です)
このように縦横比を合わせれば、複数の写真を切り抜く場合でも、サイズを揃えることができます。
■ 任意のサイズでの切り抜き
ここでは、上記のメニューにはない 400px × 320px というサイズで切り抜きたい場合を説明します。
メニューの中にある「カスタムのアスペクト比を追加」を選択してください。
サイズを入力し(名前は自由です)、OKをクリックすると、メニューの中に指定したサイズが追加され、その比率で切り抜くことができます。
切り抜きたい部分が指定できたら、左のメニューにある「適用」をクリックしてください。
■ 画像を縮小して保存
このままでは、縦横比は 400 × 320 になっていますが、まだ実際のサイズは、400px × 320px には、なっていませんので、次に、目的のサイズに画像を縮小し、それに名前を付けて保存します。
撮影した時の元写真はそのまま置いておいて、編集後の写真は新たに保存するようにしましょう。
写真を縮小して保存するには、下にあるメニューから「エクスポート」を実行します。
エクスポートすれば、最終的な横幅が 400px となり、比率が 400 × 320 なので、縦は自然に320px となり、400px × 320px の写真が完成します。