どんな 名刺 を使ってますか?
お仕事始めのご挨拶まわりにも欠かせないのが「紙名刺」。謹賀新年と印を押した紙名刺は、この時期にしか見ることのできない風物詩ですね。
コロナ禍で増えてきたオンライン名刺であれ、紙名刺であれ、名刺の役割をきちんと理解して作らないと、ただの電話帳(名刺ホルダー)の1ページになってしまい、お客様の記憶には残りません。いわゆる会社名、肩書き、名前、連絡先が書いてあるだけの名刺です。
逆に、意図して作成することで “ 最強のコミュニケーション販促ツール ” となります。
名刺の役割とはなんでしょうか。
●顔と名前を覚えてもらう
●自社の商品・サービスを理解してもらう
●実績や資格のアピール
●自分の想いを伝えたい!
●次のアクションのきっかけづくり
・・・など、さまざまです。
全部入れると情報過多になるというのであれば、目的を絞るのも有効です。名前と顔を覚えてもらうのが目的であれば写真を入れて、いっそ名前だけということもあるかもしれませんし、交流会などのプライベート用とビジネス用で使い分ける事もあります。
意図を明確にしたうえでデザインや掲載する項目を決めることで、より完成度の高い、効果的な名刺を作成することができるというわけですね。
最近では、SDGs活動の一つとして「エシカル名刺」に取り組む企業も増えているようです。
「エシカル名刺」とは一言で言うと「エシカル(倫理的・道徳的)」な素材でできた名刺のことを言います。
素材の例を挙げますと、
ワンプラネット・ペーパー®(One Planet Paper ®) / 1、貧困をなくそう
タンザニアコットンCoC / 1、貧困をなくそう
間伐材T / 15、陸の豊かさ(森林)も守ろう
FSC®森林認証紙 / 15、陸の豊かさ(森林)も守ろう
PEFC森林認証紙 / 15、陸の豊かさ(森林)も守ろう
東北コットンCoC / 東北の復興支援
他にも非木材の廃材料(ニューガバス、北海道小麦粉わら、竹など)が色々あるので、興味があれば調べてみてください。これからもっともっと種類が増えてくるかもしれません。
素材そのものが珍しい環境に配慮した紙を使用した名刺は、個性的にもなりますし、自身の取り組みの周知にも繋がります。
新しく名刺を作成する際には、社会的課題の解決を考慮した、最強のコミュニケーションツールを検討してはいかがでしょうか。